埼玉県所沢市にある「ベルーナドーム」は、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地として知られる人気の球場です。訪れた人なら誰もが感じる、自然と一体になったような開放感が魅力。試合はもちろん、グルメやイベント、季節ごとの楽しみも充実しており、“エンタメ型スタジアム”として多くのファンに親しまれています。
「屋根があるのに密閉されていない?」「アクセスは便利なの?」と気になる方のために、この記事ではベルーナドームの特徴、アクセス方法、座席・グルメ情報、周辺のおすすめスポットまでを、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介します。
屋根付きなのに“ドームじゃない”?ユニークな構造の秘密

ベルーナドームの最大の特徴は、「屋根があるのに完全に閉じていない」構造です。外壁がなく、風が通り抜ける開放的な設計になっており、屋外と屋内の中間のような独特の雰囲気を持っています。これは1998年、「雨で試合を中止にしたくない」という思いから既存の西武球場に屋根を後付けしたために生まれたスタイル。壁を設けるスペースがなかったため、この形が自然と誕生したのです。
夏は涼しい風が通り抜け、湿気がこもりにくい快適さがある一方、冬や雨の日は少し肌寒く感じることもあります。虫や外の音が入り込むこともありますが、それもまた自然と共存するベルーナドームならではの味わい。まるで森の中で野球を楽しんでいるような感覚を味わえます。夜にはライトに照らされ、幻想的な雰囲気に包まれることも。
緑に囲まれたスタジアム|自然と融合した観戦体験
球場は狭山丘陵の自然に囲まれ、四季折々の美しい風景が広がります。春は桜と新緑、秋は紅葉、冬は空気の澄んだ夜空が印象的。観戦中に鳥のさえずりが聞こえることもあり、都会では味わえない癒しの時間を過ごせます。
2021年には大規模リニューアルが行われ、広々としたコンコースや新施設が整備されました。快適性が格段に向上し、球場を一周しながら観戦できる「ぐるっと一周コンコース」も誕生。球場全体がテーマパークのような雰囲気に進化しました。野球ファンだけでなく、家族連れやカップルのレジャースポットとしても人気を集めています。
多彩な座席で楽しむ観戦スタイル
ベルーナドームには、一般的な内野・外野席のほか、くつろげる特別席が豊富にそろっています。「テーブル付きシート」や「フィールドビューシート」では、まるでリビングでくつろぐような感覚で観戦が可能。さらに「プレミアムボックス席」では専用メニューや特典付きで、特別感たっぷりの時間を過ごせます。
また、子ども連れのファミリーに人気なのが「キッズルーム付きシート」。室内で遊びながら観戦できるので、小さなお子さん連れでも安心。外野席は応援団の熱気がすごく、一体感のある応援を楽しみたい方にぴったり。一方で、静かに観戦したい方は内野席やテラスシートがおすすめです。イベント試合の日は人気席がすぐに完売するため、早めの予約が安心です。
球場グルメ&ご当地メニューの楽しみ方
ベルーナドームといえば“グルメの宝庫”といっても過言ではありません!改修後はライオンズオリジナルの「Lグルメ」や、地元・埼玉の食材を使ったメニューが勢ぞろい。狭山茶スイーツ、所沢野菜のホットドッグ、地ビールなど、地域色あふれるメニューを楽しめます。
試合日にはキッチンカーも並び、まるでフードフェスのようなにぎわい。特に人気なのは「ライオンズカレー」や「Lチキ」。ビール片手に味わうスタジアムグルメは、観戦をさらに盛り上げてくれます。
アクセス方法をわかりやすく紹介
電車で行く場合
最寄駅は西武狭山線「西武球場前駅」。駅を出るとすぐ目の前が球場なので、迷う心配はありません。池袋駅から西武池袋線→西所沢駅で乗り換え、約45分ほどで到着します。試合日には臨時電車が運行されることもあり、公共交通を利用するのが最もスムーズです。
車で行く場合
関越自動車道「所沢IC」や圏央道「入間IC」から約30分。周辺には複数の駐車場がありますが、試合日は早い時間に満車になるため、事前予約やコインパーキングの利用が安心です。少し離れた駐車場に停めてシャトルバスを利用するのもおすすめ。帰りの渋滞を避けたい方は、球場近くのカフェで時間をつぶすのも良いでしょう。
試合後の混雑を避けるコツと時間の過ごし方
ナイター終了後は駅や道路が非常に混雑します。スムーズに帰るためには、試合終了の少し前に退場するか、球場内の施設で余韻を楽しむのがおすすめ。グッズショップ「ライオンズストア フラッグス」では限定アイテムやユニフォームが充実。フォトスポットやイルミネーションを楽しみながら、ゆったり過ごすのも◎。
周辺のおすすめ観光スポット
観戦前後には、自然や観光も満喫できます。徒歩圏内の「狭山湖」や「多摩湖」は四季折々の風景が魅力で、写真映えも抜群。サイクリングコースも整備されているので、軽く運動してから観戦するのも気持ちがいいですよ。
少し足を延ばせば、「ところざわサクラタウン」や「所沢航空発祥記念館」など文化的スポットも多数。家族連れには「西武園ゆうえんち」や「狭山スキー場」も人気で、冬はスキー、夏はプールと季節のレジャーも楽しめます。
温泉・リラクゼーションスポットで癒しの時間を
観戦のあとは温泉でゆっくり疲れを癒すのもおすすめ。「所沢温泉 湯楽の里」や「花鳥風月」などの天然温泉では、露天風呂やサウナでリフレッシュできます。近くのホテルやスパ施設を組み合わせて、1泊2日の観戦旅にするのも贅沢な楽しみ方です。
まとめ:自然と野球が調和する唯一無二のスタジアム
ベルーナドームは、ただの野球場ではなく、“自然と共に楽しむエンタメ空間”。四季の変化を感じながら観戦できるスタジアムは全国的にも珍しく、訪れるたびに新しい発見があります。アクセスの良さ、グルメの豊富さ、多彩な座席スタイル──どれを取っても満足度は抜群です。
初めて訪れる方もリピーターの方も、次の観戦はぜひベルーナドームで特別な一日を過ごしてみてください。家族での週末レジャー、友人との観戦デート、または一人観戦デビューにもぴったりの場所です。

