左半分だけ色が入った丸や星の記号を使いたいのに、「どうやって入力するの?」「変換しても出てこない…」と悩んだことはありませんか。
「まる」「ほし」と打って変換すれば簡単に出そうな気がしますが、実際には候補に表示されないことも多く、戸惑う方が少なくありません。
この疑問は、入力操作の問題というよりも、Unicodeの仕様・IMEの辞書内容・フォント対応といった仕組みを知ることでスッと整理できます。
まず結論をお伝えすると、左半分が塗られた丸(◐)は環境によっては使えますが、左半分が塗られた星はそもそも存在しません。
特にスマートフォンでは、◐のような図形記号が変換候補に表示されないケースが多く、「探しても見つからない」という状況に陥りがちです。
同じような悩みは、注意書きで使われる「※(米印)」でもよく起こります。記号の場所が分かりにくかったり、変換結果が端末ごとに違ったりするため、確実に使える方法を一つ知っておくことが大切です。
確実性を重視するなら、変換にこだわらずコピー&ペーストを使うのが最も手早い方法になります。
今すぐ使える|左半分が塗られた丸をコピペする方法
「入力方法を調べている余裕がない」「今すぐ資料に使いたい」という場合は、コピペが一番確実です。
半分塗りの丸はIME変換で出たり出なかったりと不安定なため、安定して使いたい場面では既存の文字を直接貼り付けるのが現実的です。
以下は、Unicodeで定義されている塗り分け円の一覧です。必要なものをそのままコピーして使えます。
◐
◑
◒
◓
◔
◕
◖
◗
これらは正式なUnicode文字ですが、使用するアプリやフォントによっては表示されない場合があります。
業務資料や共有文書で使う場合は、事前に別アプリでも表示確認をしておくと安心です。
「まる」と入力して変換できるのか?
よくある疑問が、「まる」と入力すれば◐まで変換できるのか、という点です。
結論としては、一部の環境では可能ですが、再現性はありません。
スマホのキーボードは機種やアプリごとに辞書内容が異なり、◐のような幾何学模様は変換対象外になっていることが多いです。
そのため、スマホで確実に使いたい場合は、変換に頼らずコピペを使う方が迷いません。
Microsoft IMEでの記号変換の考え方
Microsoft IMEでは、「まる」「ほし」といった読みが一部の記号に割り当てられていますが、すべてのUnicode記号に読みがあるわけではありません。
| 入力 | 主な変換結果 | 補足 |
|---|---|---|
| まる | ○、〇 | 一般的な丸記号 |
| まる | ◐ | 一部環境のみ |
変換できるかどうかは、IMEの辞書バージョンや設定に左右されます。
アップデートによって、以前は出ていた記号が表示されなくなることも珍しくありません。
つまり、「まる」と入力すれば必ず◐が出る方法はUnicode ConsortiumやMicrosoft IMEの
公式仕様として、「まる」入力で◐を必ず変換できる方法は提供されていません。
左半分が塗られた丸の正体
この記号は、フォントの装飾ではなく、Unicodeで正式に登録されている図形文字です。
Unicodeでは、文字だけでなく図形にも番号が割り当てられています。
| 記号 | コード | 内容 |
|---|---|---|
| ◐ | U+25D0 | 左半分が塗られた円 |
| ◑ | U+25D1 | 右半分が塗られた円 |
これらは機種依存文字ではありませんが、フォントが対応していなければ表示できません。
また、◐以外にも上下や扇形に塗り分けられた円が複数定義されています。
左半分が塗られた☆は存在する?
丸はあるのに、星は見つからない…と不思議に思う方も多いですが、左右で塗り分けられた星記号はUnicodeには存在しません。
Unicodeに登録されている星は、黒塗り・白抜き・装飾タイプが中心です。
| 記号 | 特徴 |
|---|---|
| ★ | 黒塗りの星 |
| ☆ | 白抜きの星 |
| ✩ ✪ | 装飾的な星 |
円と違い、星は分割バリエーションの需要が少ないと判断されたと考えられます。
そのため、探しても見つからないのは仕様として正しい状態です。
どうしても使いたい場合の代替案
業務や個人用途でどうしても使いたい場合は、標準文字以外の方法を検討します。
外字として作成する
Windowsの外字エディタを使えば、独自の記号を作成できます。
ただし、外字は作成したPCでしか正しく表示されないため、共有文書には不向きです。
ユーザー辞書に登録する
頻繁に使う記号や外字は、ユーザー辞書に登録すると入力が楽になります。
ただし、こちらも個人利用向けの方法です。
表示されない・文字化けする原因
入力できても表示されない場合、原因は入力方法ではなくフォントの非対応であることがほとんどです。
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| Unicode | 文字の番号を管理 |
| フォント | 字形を描画 |
フォントに字形がなければ、□や?で表示されます。
WindowsとMacでは標準フォントが異なるため、同じ文字でも見え方が変わる点にも注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q. IME変換で必ず◐を出せますか?
A. いいえ。IMEの種類やバージョンによって結果が異なり、必ず変換できる方法はありません。確実に使いたい場合は、記事内のコピペ文字を使う方法が安全です。
Q. スマホ(iPhone・Android)で◐を直接入力できますか?
A. 多くの場合、スマホのキーボード変換では表示されません。そのため、コピー&ペーストで入力するのが最も確実です。
Q. WordやExcelで◐を使うと文字化けしますか?
A. フォントが対応していない場合、□や?で表示されることがあります。共有資料では事前に表示確認を行うと安心です。
Q. PDFに変換すると表示が変わることはありますか?
A. はい。PDF作成時にフォントが埋め込まれないと、環境によっては正しく表示されない場合があります。
Q. 左半分が塗られた☆はフォントを変えれば出ますか?
A. いいえ。Unicode自体に定義がないため、フォントを変えても表示できません。
Q. 外字で作った記号を他人に送るとどうなりますか?
A. 外字は作成したPC固有の文字なので、相手の環境では文字化けする可能性があります。個人利用に限定するのが無難です。
Q. 記号一覧アプリを使えば◐は見つかりますか?
A. アプリによっては表示されますが、貼り付け先のフォントが対応していないと表示されない点に注意が必要です。
Q. Q. ブログやSNSで表示されますか?
A. 多くの環境で表示されますが、閲覧者の端末やフォント次第では見えない可能性があります。重要な意味を持たせすぎない使い方がおすすめです。
まとめ
左半分が塗られた丸(◐)は正式なUnicode文字ですが、IME変換で安定して出せる方法はありません。
確実に使いたい場合は、コピペを活用するのが現実的です。
一方、左半分が塗られた星はUnicode自体に存在しないため、通常の入力では出せません。
記号は便利な反面、環境差の影響を受けやすい要素でもあります。用途や共有相手を意識して使い分けることが大切です。

