結婚祝いケーキにろうそくってアリ?本数の意味&おしゃれ演出アイデアまとめ
はじめに
結婚祝いにケーキを贈るとき、「ろうそくを立ててもいいのかな?」「何本が正解なんだろう?」と迷ったことはありませんか?
誕生日ケーキとはちょっと違うからこそ、どんな意味があるのか、失礼にあたらないかなど、気になるポイントがたくさんありますよね。
この記事では、結婚祝いケーキにろうそくを立てるときのマナーや意味、本数に込められた想い、そして「ろうそく以外でも華やかに演出できるアイデア」まで、やさしい言葉でていねいに解説していきます。
はじめて結婚祝いを贈る方にも安心して読んでいただける内容になっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚祝いケーキにろうそくって必要?どう考えたらいい?
誕生日ケーキとの違いに注意
誕生日ケーキでは、年齢に合わせてろうそくを立てるのが定番のスタイルです。ですが、結婚祝いの場合は「年齢」ではなく、「2人の門出」や「未来への願い」を込めて演出することがポイントになります。
ケーキにろうそくを立てる=年齢を表す、と受け取られることもあるため、結婚祝いでは少し配慮が必要。相手との関係性や、どんなシーンで渡すかを考えて選ぶとよいでしょう。
また、カップルによっては、特別な意味を込めたオリジナルの演出を好む場合も。事前にさりげなく聞いてみるのも良いかもしれません。
結婚祝いにろうそくを立てる意味とは?
ろうそくの炎には、「明るさ」「温かさ」「希望」といったポジティブな意味が込められることがあります。
昔から、炎は悪いものを払ったり、新しい始まりを象徴したりする存在でした。そんな意味から、夫婦のこれからを照らす希望の光として、ろうそくを使うのはとても素敵な演出になります。
また、ろうそくの灯りには“癒し”の効果も。温かな光がケーキを囲む空間に優しい雰囲気を生み出し、祝福の場にぴったりです。
ろうそくの本数に意味はあるの?知っておきたい考え方
年齢・結婚年数を意識するケースも
以下のように、意味を込めた数字を選ぶ人もいます:
- 2本:2人の門出を表す
- 3本:夫婦+未来の赤ちゃんや新たな家族を象徴
- 5本:交際5周年などの節目を祝う意味で
- 10本:出会ってから10年の記念に
自由に意味づけできるので、思い出に残る数字を選ぶのも素敵ですね。お祝いする2人のエピソードや趣味にちなんだ数字を取り入れても◎。
一般的な本数の目安とは?
決まりはありませんが、ろうそくは1〜3本程度が主流です。多すぎるとごちゃついてしまいがちなので、シンプルで上品な印象を大切にしたいときには、少なめにするのがコツです。
おしゃれなキャンドルを選べば、少ない本数でもぐっと華やかになりますよ。カラーキャンドルや細身のデザインなど、選び方次第で印象もガラリと変わります。
気持ちが伝わる!ろうそくの演出アイデア集
「1本だけ」に込める意味
たった1本のろうそくでも、とっても意味のある演出になります。
「たった一つの愛」「これから2人でひとつの人生を歩んでいく」など、シンプルながら深い意味を込めることができます。
メッセージカードと一緒に、「この1本は2人の人生の始まりを照らす光です」と一言添えるのも素敵ですね。
記念写真を撮るときにも、この1本のろうそくが象徴的な存在になり、思い出として残ります。
未来を象徴する数字を選んでみる
数字にこだわるのも、ユニークで印象に残ります。
- 8本:末広がりで縁起がよい
- 7本:ラッキーセブンで幸福を願う
- 12本:12ヶ月、1年を表し「1年ずっと幸せに」という願い
- 6本:バランスと調和の象徴
数字に意味を込めて贈れば、ケーキに込めた思いもより一層伝わります。
奇数・偶数にこだわる考え方
日本では「割り切れない=縁が切れない」として、奇数が縁起が良いとされています。一方で、欧米では偶数が調和や安定の象徴として選ばれることもあります。
国際結婚のカップルや、文化の違いに配慮したいときには、こうした数字の意味にも注目してみましょう。
数そのものにこだわるのではなく、ふたりの想いや価値観を反映した選び方をすると、より気持ちが伝わります。
ろうそくの本数で気をつけたいNGパターン
どんなに気持ちを込めたつもりでも、相手が「多すぎるな…」と感じてしまうことも。
- 本数が多すぎてケーキが見えない
- 年齢を連想させてしまう(特に年上の方や再婚のケース)
- 本数の意味が伝わらず、ただ多いだけになってしまう
- 消すのに手間がかかるなど、実用面で不便になる
ろうそくの本数は少なめでも十分に気持ちは伝わります。大切なのは、センスと思いやりです。
ろうそくを立てない方がいいシチュエーションって?
宗教や文化的な配慮
宗教的な理由や文化的背景によって、火やろうそくがふさわしくない場合もあります。特に国際結婚の場合や、宗教に配慮が必要なカップルには、事前にさりげなく確認するのがベターです。
相手の信仰や風習を尊重することが、何よりの思いやりになります。
ケーキの種類・場所に合わせた判断を
ろうそくを立てるのが難しいケーキ(ムースケーキ、和菓子など)や、火気厳禁のレストラン、屋外イベントなどでは、ろうそく以外の演出にするのが安心です。
また、小さなお子さまがいる会場など、火を使うこと自体がリスクになる場合もあるので、安全面も考慮しましょう。
ろうそく以外の華やかな演出アイデア5選
ろうそくを使わなくても、結婚祝いケーキをぐっと華やかにできるアイデアをご紹介します:
- メッセージ入りケーキトッパー:名前や「Happy Wedding」の文字を入れた飾りで、写真映えもバッチリ。
- 花びらのデコレーション:エディブルフラワーやバラの花びらをちりばめて、ロマンチックな印象に。
- 食べられる金箔やラメパウダー:光を受けてキラキラ輝く、豪華な雰囲気に早変わり。
- ライトアップ(LEDキャンドル):火を使わずに雰囲気だけ楽しめる、安全でおしゃれな演出。
- チョコプレートにメッセージを書く:「末永くお幸せに」など心温まる言葉を添えて演出に彩りを。
さらに、バルーンやペーパーフラワーをテーブル周りに飾るなど、ケーキ以外の部分も工夫すると、より華やかに演出できますよ。
まとめ|ろうそくの本数に正解はない!大切なのは気持ちと心づかい
結婚祝いケーキにろうそくを立てるかどうか、本数はいくつがいいのか。
明確な「正解」はありません。
大切なのは、贈る相手のことを思い、心を込めて選んだ演出であること。
ろうそくの本数に迷ったら、意味を込めて少数にしたり、代わりの演出を考えたりして、相手にとって心地よい形で祝福を伝えるのが一番です。
心のこもったケーキタイムが、2人の幸せな思い出になりますように。