ブロッキングボードは代用できる?100均や家にあるもので簡単手作り!
手編みやかぎ針編みなど、せっかく時間をかけて作った作品は、最後の仕上げまでキレイに整えたいですよね。そのときに活躍するのが“ブロッキングボード”。でも、いざ買おうとすると「ちょっと高いし置き場所にも困りそう…」「本当に必要なのかな?」なんて迷ってしまう人も多いはず。
実は、身の回りにあるアイテムや100円ショップのグッズで、ブロッキングボードの代用がちゃんとできるんです!手軽でお金もかからないので、初心者さんにもおすすめ。
今回は、試してよかった代用品や、注意点、失敗しないコツまでたっぷりご紹介します♪これからブロッキングを始めたい方も、気軽にチャレンジできますよ!
ブロッキングボードってそもそも何?必要性と使い道
ブロッキングボードとは、編み上がった作品を濡らして整形し、ピンで固定するための土台のこと。ニットやモチーフ編みなどは、編みっぱなしだと目が歪んでいたり、サイズがバラバラだったりすることもあります。
そんなとき、ブロッキングをすることで、全体の形がピシッと整い、目もそろって見違えるほどきれいに!モチーフをつなげるときも、サイズがぴったりそろっていると作業がスムーズです。
初心者さんの中には「なくても大丈夫でしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、やってみると仕上がりに大きな差が出ます。まずは代用品でブロッキングを体験して、その効果を実感してみましょう♪
家にあるもので!おすすめ代用品アイデアまとめ
高価な専用品じゃなくても、おうちにあるもので十分代用できますよ♪ここからは、実際に使える身近なアイテムを紹介します。
クッションやマットレスパッドを使う方法
お部屋にあるクッションやマットレスパッドは、ふんわりとした厚みがあってピンが刺しやすく、使いやすさバツグン!特に低反発やウレタン素材のものは、しっかりホールドしてくれてブロッキングに向いています。
使うときは、ピンがきちんと刺さって固定されるか、試してから本番へ。汚れが気になる場合は、タオルを1枚かけてから使うと安心です◎
ダンボールや厚手の布を使った手軽な方法
ダンボールはおうちにある確率も高く、簡単にカットできて手軽!厚手の布やバスタオルを重ねて、その上に作品を置いてピンで固定すれば、即席ブロッキングボードの完成です。
ただし、湿気がこもるとカビやにおいの原因になることもあるので、風通しのよい場所で使うのがポイント。使い終わったらすぐ乾かすようにしましょう。
発泡スチロールやコルクボードの組み合わせ技
工作用の発泡スチロールボードや、壁掛け用のコルクボードは、100均やホームセンターで簡単に手に入ります。どちらも軽くて持ち運びしやすく、ピンもスッと刺さるのでブロッキングにぴったり。
ボードを複数枚組み合わせて、大きな作品にも対応できます。使わないときは立てて収納できるので場所も取りません♪
バスタオルやスポンジシートでの代用方法
床やテーブルにバスタオルを広げるだけでも、立派なブロッキングスペースに!タオルの厚みでピンが刺さる場所が作れます。
さらに下にスポンジシートを敷くと、安定感もアップして◎。滑り止め効果もあるので、作品がずれにくくなります。
旅行先や実家に持って行ったときなど、臨時で使いたいときにも便利な方法です♪
ヨガマットの活用で安定感アップ
使わなくなったヨガマット、実はブロッキングにも大活躍!ゴム製でしっかりしていて、ピンの刺さりもよく、安定性も抜群です。
表面がすべりにくい素材なので、作品が動きにくく作業しやすいのがポイント。ロール状で収納もコンパクトにできるので、スペースが限られているお部屋にもおすすめですよ◎
100均でそろう!ブロッキングボード代用グッズ
「お金はかけたくないけど、少しだけ材料をそろえたい」という方は、100円ショップに行ってみてください!実用的なアイテムが豊富にそろっています。
たとえば、
- 発泡スチロールボード(工作コーナー)
- コルクボード(文具・インテリア)
- スポンジマット(キッチン用品)
- 滑り止めシート(収納コーナー)
- 画鋲やピン(文具・手芸コーナー)
これらを組み合わせれば、オリジナルのブロッキングボードが完成!
ちょっとしたDIY感覚で、自分好みにカスタマイズして使うのも楽しいですよ♪
専用ブロッキングボードと代用品を比較してみた
比較項目 | 専用ブロッキングボード | 代用品(100均や自作) |
---|---|---|
価格 | 高め(2000円〜) | 安い(〜500円) |
耐久性 | 高い | 素材により劣る場合も |
持ち運び | 折りたたみ式もあり◎ | 軽いが一体型が多い |
サイズ調整 | パーツ追加式などあり | サイズ固定が多い |
見た目 | きれいでプロ仕様感あり | カジュアルな印象 |
もちろん、専用品は長く使うなら便利ですが、最初は代用品で十分!手軽さとコスパを重視する方には、100均グッズや自作アイテムがぴったりです。
注意点と失敗しないためのコツ
代用品を使うときは、素材の性質に注意して使いましょう。以下のポイントを意識すると、よりきれいに仕上がります◎
- ピンがしっかり刺さる素材を選ぶ(硬すぎないもの)
- 湿気対策を忘れずに!濡れたままだとカビの原因に
- 布を重ねるときはシワが出ないように注意
- アイロンを併用する場合は、耐熱性のある素材か確認
そして何より、「これは大丈夫かな?」と思ったら、必ず目立たないところで試してみること!
まとめ|身近なアイテムで気軽にブロッキングを楽しもう!
ブロッキングは、ほんのひと手間加えるだけで作品の見た目がグッとよくなる魔法のような仕上げ方法。高価な道具がなくても、工夫次第でとってもきれいに整います♪
今回ご紹介した代用品アイデアは、どれも身近にあるもので実践できるものばかり。100均のアイテムや、家にあるタオルやクッションを使って、まずは気軽にブロッキングを体験してみてくださいね。
あなたのハンドメイドライフがもっと楽しく、もっと心地よいものになりますように。